この違いについて、ようやくわかってきたような気がします。この流れで「移民」とはどんな人か?と思って、いろいろと調べていたら、移民の定義って統一されたものがないらしいのです。国際移住機関のホームページで探していたら、たまたま見つけたのですが、ここに行き着くまでの道のりは長かったです。2、3時間費やしたでしょうか。そもそも私の検索の言葉が「移民」だったのが良くなかったのですね。「移民の定義」にすれば簡単に見つけられたのに。がっくり。
「移民」という言葉を考えるときに、現時点では、国際的に合意された定義というものがまだありません。国連統計委員会に1997年に提出された国連事務総長報告書による「通常の居住地以外の国に移動し少なくとも12ヵ月間当該国に居住する人のこと(長期の移民)」
出典:http://www.iomjapan.org/act/act_002.cfm
あともう一つ。「コトバンク」というところには、朝日新聞掲載の「キーワード」という欄で、移民についての日本での捉えられ方について言及してます、これによると、
だが日本では、ある程度長期にわたって定住する外国人を指し、留学生や短期の就労目的の外国人は除く場合が多い。自民党内などの議論でも「帰国を前提としない長期の労働者や、日本人の配偶者を持つ永住者ら」を想定しているようだ。
出典:http://kotobank.jp/word/移民 「朝日新聞掲載」キーワード
国際移住機関のホームページに掲載されている定義を参考にすると、1年以上いる留学生は移民になっちゃんうんでしょうね。で、留学生が労働したらどうなるか?移民労働者になるのか?ということなんですが、この場合は、ILO条約第143号の中で、「特に訓練又は教育のために入国する者」は移民労働者には該当しないというので、移民労働者ではない。でも、日本の外国人労働者の定義としては、留学生の資格外就労は外国人労働者の扱いになるんですね。こんな答えの見つからないへりくつばかり考えて今日が終わってしまった(T-T)日本において「移民」の定義がまだ確立されてないから仕方ないといえば仕方ないのですが・・・。アンケートなんて取ったらいろいろな意見があるでしょうね。
2008年6月に発表された自由民主党 外国人材交流推進議員連盟の提言とかも、移民の定義を「・・・少なくとも12ヶ月間等外国に居住する人のこと(長期の移民)」として、想定される移民のカテゴリーにしっかり「留学生」がはいっています。。
「人間界国!日本型移民制作の提言」世界の若者が移住したいと憧れる国の構築に向けて
http://www.kouenkai.org/ist/pdff/iminseisaku080612.pdf
ささやかに突っ込まさせていただくと、若者以外は憧れてはだめなんですかね・・・。
移民受入れるとか言っておいて、なぜあえて「若者」に限定してるのかわかりませんね〜。若者以外には来てもらいたくないということなんでしょうか??(若者って一体何歳を想定していうんでしょうか?)私なんかもう若者ではないから、もし私が日本に行きたいな〜なんて思ってもお呼びじゃないってことなんでしょうね(T-T)
この提言のあとにもう一つ、経団連も2008年10月に「人口減少に対応した経済社会のあり方」というもの発表していて、国際的な人材獲得競争と日本型移民政策の検討及び受入れた外国人材の定着の推進ということなんかに言及しています。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf
なんとなく定義的な整理ができたので、この二つの提言を読んでいこうかなっと思います。
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